どうしても光るホタルを標本箱に入れたいということで、野生のホタルの生息地を求め弾丸で上越にいってきました。
週末から梅雨入りの予報だったので思い切って金曜出発。
18時に家を出発して高速飛ばして一路上越へ。
今年は雨が少なく用水や田んぼに水が来ていないため例年ならホタルが見られた場所から姿を消してたなんて話もちらほら。
上越は里山環境が残っている場所が多く、田んぼ脇の用水や小川があればわりとそこら中でホタルが見れます。
というのは過去の話で、現在はそういった場所も宅地化が進み、住宅地の用水路で細々と生き残っているのがチラホラ点在している程度です。
20時前に現地に到着、ようやく暗くなりはじめたくらいでまだホタルの光はよく見えず。
ホタルが見えるくらい暗くなるまで付近の昆虫探し。
おんぶトノサマバッタ
ホソバスズメの仲間。
辺りが暗くなるにつれ、ホタル1匹、また1匹と飛んでいるのが目視できました。
用水路上を飛んでいたものは長さ3mくらいの網でキャッチ。
草むらで淡く光っていたメス?はそのまま手でむんず。
トータル20~30匹くらいは飛んでいたのを確認しました。
30分ほどホタル採集を楽しんだところで、月が上がってきてしまったので撤収。上弦93%で翌日満月。
めちゃくちゃ月が明るくてホタルの光がよく見えない!
採集してきたホタル。メスは腹部の第5節の一部だけが発光し、 オスは第5・6節の2節が光るそうです。2節光ってる?
ゲンジボタル。胸の模様が十字架になっていてサイズ大きめ。オスは2秒間間隔くらいで点滅
ヘイケボタル。胸の模様が一本線でサイズ小さめ。オスは1秒間隔くらいで点滅。
採集したホタルの光る様子。