実は、昨年から昆虫画像や標本管理を効率化するため、専用管理アプリを自作しておうちサーバーで運用していました。
今回それをベータ版として誰でも使える形で公開しようと思い、ログイン周りを作ったり動作を軽量化したりしてこっちのサーバーにフルリプレイスしました。
元々は画像にタグ情報を付けて登録し、それを検索して「いつ、どこで、だれが、何を採ったか」を掘り出しやすくする図鑑アプリでした。
が、・・・

作っていくうちに、どんどん欲が出てきて機能が増えてきました。
これは、画像から座標、標高、採集日(撮影日)を取得して自動で入力する機能。

画像読み込んだ際に、自動でExifデータを吸い出して入力欄に流し込む形にしてあります。採集地は逆ジオコーディングで割り出してます。

スマホの電波の届かない山奥で撮影した画像でも、GPSや加速度センサから取得したデータは保存されるので、この機能があると後で整理しやすいです。
さらに、学名や分類をいちいち入力するのが面倒だったので、それも自動取得する機能もつけました。(WikipediaAPIとGBIF APIを組み合わせて使ってます。念のため、学名はきちんと調べて入れたほうがいいです)

採集者や同定者はデフォルトで入るようにしたり、同定日も入力時に自動挿入、といった入力補助もつけました。

そんな感じで面倒な入力作業をとことん自動化した結果、
1.画像登録 →採集日(撮影日)、採集地、採集者、座標、標高を自動入力
2.種名登録 →学名、分類、同定者、同定日を自動入力
3.保存
の3ステップでそこそこ見栄えのするページが出来上がるようになってます。
あと、採集地情報からGoogleMAPを読み込んでサテライト画像を表示するようにしてるので、ぱっと見で採集地のおおまかな植生がわかるようになってます。(現在は地名から引っ張ってきてますが、今後座標から引っ張ってくる形に変えるかも?)

ちなみにスマホでタップすると、そのまま地図アプリが自動で開いてルート検索までやってくれます。
その他、採集リストを自動出力する機能。

採集リストから必要なものだけ選択して標本ラベルを作る機能。

自由研究用や簡易的に使える通常ラベル

管理ラベル、種名ラベル、データラベル(上級者向け)

データ管理もろもろ ※ベータ版では使用制限かけてます

今のところ移植した機能はこのくらい。
興味があったらぜひ 専用ページはこちら
※ReactベースのNext.jsというフレームワークで作ったものを、PHPフレームワークで作り直してレンタルサーバーで動くようにしてあります。他にもローカルLLMサーバーで処理していた部分を外部APIに変えたり、画像をリサイズして保存することでストレージ容量を節約したりとかいろいろ軽量化してます。
当面、ベータ版で運用予定ですが、商用化してフル機能版やスマホアプリ版を作るとかなったら使えるAPIが限られてくるので色々仕様が変わると思います。
